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テープ起こしサンプル-金融に関する大学講義(整文テープ起こし)
事前告知
LessonSの練習問題の解答は載せない⇒解答は授業に提示済み
出題範囲・・・すべての章から出題(練習問題のような形で出題)
※金融、銀行の機能に関する、根幹に関わるところを出題
1.間接金融優位の時代から市場型間接金融の時代へ
・間接金融の時代がほぼ終わりを告げ市場型間接金融の時代へ
【変化の目的】
直接金融を加味したシステムに切り替える
⇒「市場型」というのは、市場が評価できるようなシステムに切り替えること
【変化の背景】
マクロ的に、資金余剰状態で銀行の運用する間接金融では貸出先がない(運用先に限界がある)
⇒1円でも、1%でも金利が欲しいが、従来の預金中心の金融システムでは、貸出先がないと個人金融ニーズに対応できない
低成長経済(0〜2%)を打破するには、リスク・マネー供給の担い手が必要 →低成長経済でリスクが高まっているため、リスク・マネー供給の担い手が必要になる
(but)金融機関にはもう負担する能力がない。限界である。
結果・・・運用市場を提供して、リスク判断を各自に任せる(自己責任原則)
→市場と言うフィルターに晒し、価格を市場が決定する(金融機関は単なる仲介者)
※低成長経済(0〜2%)⇔高度成長経済(8〜10%)
2.銀行業務の変化の背景(資料編)
(1)銀行資産の変化
【貸出金と預金の推移】
→預金が増える一方、貸出金が減少(2005年現在、100兆円の差)し、バランスが崩れている
☆貸出先がないので、もう預金をあまり集めたくない
【貸出金と公共債のシェア推移】
→1994年:貸出金の全体に占めるシェア・・・65.2%
2005年:貸出金の全体に占めるシェア・・・54.6%(10%ポイントダウン)
→95年辺りは、「国債・地方投資」が5%未満に対し、今では14、15%まで上昇 原因⇒「Flight to quality(質への逃避)」
・・・リスクの高い、貸出金より質の高いものに投資
長期に渡る不況(貸出先の減少)
自己査定の厳格化(貸し出しを厳しくした)→リスク・リターンを反映した貸し出し形態へ
※「コベナンツ(条件)」・・・担保提供等の条項を付けた貸し出し
結果→国債投資の増加を引き起こした
(2)銀行の収益源の変化
貸出先の減少→銀行の収益源の変化(貸し出し利鞘の低下)、リスク資産に対する引当金経常負担
⇒リスクを負担せずに収益を上げる=手数料収入
☆コミットメントライン・・・事前契約に基づき、貸し出し上限額を設定し、手数料を支払う
【コミットメントラインの利用先数と利用額】
2001年:1000件程度 ⇒ 2005年:6000件程度(3.8兆円程度)
→銀行の手数料収入の増加
3.銀行の新たな業務
(1)証券化義務(Securitization)
→企業の資金調達の手段として、様々な資産を証券化する
【背景】
資産圧縮・・・保有する貸し出しを証券にして手渡し、手数料をもらいリスクも低減する
【証券化の対象】☆金利の分だけ割引され、リスクがあるが、すぐに現金が入ってくる☆
売掛債権→一般顧客対象の債券
・クレジットカード債券(1・2ヶ月の売掛債権を証券化)
・オートローン
病院レセプト
現金化するまで3ヶ月程度かかる社会保険事務所が負担する、7割の医療費の証券化
住宅ローン
銀行保有の住宅ローンを住宅金融公庫が買い取り
不動産(資産劣化のリスク⇔賃貸収入)
高速道路(一定量の通行料金)
レンタル資産
・「Yahoo!」のレンタル・モデム
・音楽関係、レコード関係(新人歌手、新人タレント)
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