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テープ起こしサンプル-簡易課税制度に関する座談会2
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みなし仕入れ率の問題
華谷「そうですねえ、いやでもまずあのーえー真島さん言うとおりなんですよね。えーそこでも、本当にまさに問題だと思いますね。まあやっぱり、まあそれとなんか少し話ちょっと変わるかもしれないですけど、その業種が、一番問題にされてるのが、みなし仕入れ率が50パーセントの第5種事業なんですよ。そのなかに入っているのがあの不動産と運輸とだいたい通信業、サービス業、このなかに入ってるんですけど」
小島「はいはい」
華谷「まず、一番問題にされているのが不動産業なんですよ。これあのー実際、土地買ってきて売る業態とか、いま家の物件買ってきて売るっていう業態あるじゃないですか。あれだと、まさに仕入れつくじゃないですか。」
小島「はいはい」
華谷「それともうひとつが、これあのー賃貸のあの仲介だけする不動産、そっちの業種は、それと比べて前者のほうと比べて全く仕入れ率が」
真島「仲介とか」
華谷「そうそうそうそう」
小島「それで、あの疑問というかおかしいと思うのが、えと例えばそれが扱ってる商品が不動産ってことだけの、いわゆる仲介業の一種だったとした場合、それ仲介料になったらその他の事業に入って、さらに仕入れ率が上がるという」
華谷「そうですね」
真島「実質、仕入れ率ないですからね」
(笑)
真島「それーないから1パーセントも免除されるんで」
小島「確かに確かに、そう」
真島「それは確かに、今の制度の問題点が最も現れている仲介業」
小島「それでいくと、そのー業種ここでは要は5種までしか分かれてなくて、でも本来あの違う業態ってのは星の数ほどあってしかるべきであって」
華谷「うん」
小島「でーでも、実際そこまで分かれないから」
華谷「そうですねえ」
小島「これは、どうやったらいいんですか華谷さん、どうやるのがベストですか?」
華谷「これに関してですね、やっぱりあのー一番こういう税制が発展しているドイツの税制を見ると、やっぱりみなし入れ率多いんですよね。」
小島「あ、多いってのは区分が?」
華谷「区分多いんですよね。30何個か区分があって、もう細かく業種が分かれているんですよ。こういう業種、こういう業種って。例えば、これだったら卸売業だけってなってますけど、まあ日本だったら90パーセントの卸売業だけなんですけど」
小島「はい」
華谷「何かを売ってる卸売業とか、それと違うものを売ってる卸売り業とかで仕入れ率が違ってしかるべきだろうってことで、まあ分けてあるんですよ。まあでも、僕の考えなんですけど、そうなると単位じゃなくなるなというところがやっぱりあるんですよね。」
小島「本来の目的が変わってくる?」
華谷「そうなんですよ。」
小島「簡単にするためのっていうのが無くなってくる。」
華谷「はい。この制度に関しては難しいとは思うんですけど、でも現在の日本の制度でどうかっていうと、やはりあのー国民からの負担、当然そのー最終的に税金負担をするのは、あのーお金払ってる国民なんで、どんどん買ってる消費してる国民達なんで、その税負担者から当然不信感がわくっていうのが一番の問題ではあるんですけど、やはりあのー業種間そのー不公平があるんで、例えばさっき言ったような不動産業の話もそうですし、その50パーセントの同じみなし仕入れ率にありながらも、そのサービス業っていいながらも、その先、あのー小島さんが仰ったそのーえー美容院、美容室とかそういったところも仕入れ率低いのに、かたやもうひとつ同じ区分にあるのが旅館業あったりすると。旅館業は、例えばまあそのー食事出すものとか、あと人件費、こういうものがかかるじゃないですか。」
小島「違ってくる」
華谷「そうなんですよね。これが、全く同じみなし仕入れ率だというと、やっぱりおかしいということで、そのーまあ旅館業やってる方からも、そういう業者からもおかしい、どうなってるんだという話にやっぱりなるんですよね。だからそう考えるとやはりちょっとえー簡易課税制度っていうのはかなりあのー雑、日本では特に雑なんですよ。」
小島「ああ」
華谷「また、その税理士側の観点からよくある話なんですけど、そういう話なんですけど、あのー簡易課税ってのはやはり、簡易課税があると、単位課税っていう原則が、まあ余談みたいになるんですけど、単位課税って原則があるとどっちを有利選択するっかっていうのは、これはもう2年前から決めとかないとダメなんですよ。」
小島「はいはい」
真島「うん」
華谷「で、その時に、実はどうするかってなった時にですよ、あのーもし実は例えば原則のほうが有利やったのに、単位を選択してしまったとか、まあ逆の場合もしかりですけど、そうなるとすごい賠償金が生じたりするんですよ。」
真島、小島「う〜ん」
華谷「税理士の観点からは、無くなってほしい制度ではあるらしいですね。」
小島「ああ、結果的に簡易課税じゃないほうがよかったじゃないかみたいな。」
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