|
テープ起こしサンプル-簡易課税制度に関する座談会3
トピックス
簡易課税制度の問題
華谷「そうなんですよ。」
小島「ああ」
華谷「そんで1億円例えば税金損したってなると、この1億円どうしてくれるんですかってことになって。そのために、今、税理士保険っていうのがあって税理士が失敗したときのための保険ってあるんですよ。」
小島「ああ」
華谷「その税理士保険の対象も90パーセントは原則簡易課税のこの適用を間違えてらしいですよ。」
小島「あ、そうですかあ」
華谷「そうなんですよ」
真島「それでいくと、完全に今の簡易課税制度っていうのは、そのー実態を映し出していないということになりますかね?」
華谷「そうですね。そうなりますね。実態を映し出していないし、まあ、やっぱりその適用を考えるほうからしても、まあそのー適用がいつまでにまあ申請して下さいっていうのよりも、やっぱり2年間申請してしまったら変わらないんで、変えることができないんで」
小島「ああ」
華谷「選択するほうからしても、かなり不透明、また危険性のある制度でもありますね。」
真島「2年後どうなってるかっていうのは本当に分からないですよね。」
華谷「そうなんですよ。簡易課税にすると、普通税金例えば支払った分が多かったら、例えば支払った分で、売り上げよりも仕入れのほうが多かったとしたら普通還付ってやっぱり消費税受けるんですよ。」
小島「はい。」
華谷「でも、その簡易課税制度を適用してたら還付はないんですよ。」
真島「ああ」
華谷「還付が受けれないんで、その2年前にその2年後の設備投資するかどうかとか、その設備投資しても仕入れが売り上げを上まらないかとか、そういうことまで考慮してやらないと、もし仕入れを、莫大な仕入れガンってやった時に、簡易課税が適用したままでいってしまうと還付がいっさいないんですよ。」
小島「ああ」
華谷「だから、かなり損になってしまうと業者からはすごい声が上がってるみたいで。」
小島「それは、そしたら将来どれだけの事業規模になるとか」
華谷「はい。」
小島「売り上げ規模がどうなるのかっていうのを見越したうえで決めておかないと」
華谷「そうですね。」
小島「でも、実際のところ、じゃあ来年、再来年あのーどれだけの事業規模になるのか、例えば、当期が売り上げ1億やったのが、もしかしたら来期5億になるかもしれないし」
華谷「はい」
真島「うん」
小島「もしかしたら、まったく物が売れずに1千万になるかもしれないっていうのは要は分からない、ある程度、だって予測は絶対じゃないと思うから。」
真島「2年後ですからね。」
小島「あそっか、2年後、そうなると結局、勘ですよね。税理士業務の点からすれば。」
華谷「そうですね。はい。」
小島「そこそこいけるなあと思ったら、こっちだなあとか、あかんなあと思ったら、こっちだなあとか、決めるしかないってところだから」
華谷「そうですね。」
小島「だから、別の見方をみると、いまのところはよく消費税率を5パーから7パーとか10パー15パーといろいろ言われてますけど、そもそも現状の法制でちゃんと取れていないということだから」
華谷「はい。」
小島「要は変化が止まってるってことですよね?」
華谷「そうですね。」
小島「あのー事業のところで。事業部門のところで、止まってるから、そこをしっかりとしたら、別に消費税率上げなくても、多少税収的には国の面からしたらマシになるんじゃないかと思うんですけけど。」
華谷「ああ、そうですねえ。」
小島「これは、いくらになるとかは分からないんでしょうけど。順番的には。」
真島「ただ、そこを、簡易課税制度をきっちり、きっちりするのかという話と、他に税率面を上げて。」
小島「同時進行」
真島「同時進行で、まあどちら側で税収を取っていくのか。」
華谷「う〜ん」
真島「要は、日常生活品を除くものに対しての消費税率を上げることで対応していくのか」
小島「はいはい」
真島「簡易課税制度を整理して、取れるところからしっかり取れてないものをプラスして取るのか。その二つどちらかを消費税の改革としていくのかということだと思うんですけど。」
小島「ああ」
華谷「う〜ん」
真島「今の現状でいくと、やっぱりその消費税率を上げようという、ただ簡易課税を見直そうという動きは、ちょっと感じられないのかなあと思うんですけけど。」
小島「それとね、平成3年で課税対象が売り上げ4億以下でしょう?でー平成9年で2億以下で、で2年前かな、えー平成16年で5000万以下で、どんどん下がってきてるんですけど、この理由って何ですか?どうしてですか?ものすごい、倍々で下がってきてると思うんですけど。」
華谷「ああ。やっぱりあのーもともと導入された時っていうのは、あれなんですよ、簡易課税制度っていうのは、まあ時限措置っていうことで始められたもので。」
小島「いつのまにか、それが。」
華谷「そうなんですよ、だいぶたってしまったと。」
小島「そのままいってしまってる。」
|