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テープ起こしサンプル-簡易課税制度に関する座談会5

トピックス
煩雑な計算と益税問題


小島「ああ。」

華谷「つまり、何を言いたいかというと、その売り上げごと、売り上げひとつひとつにこのみなし仕入率それぞれを各自に適用していくというかたちなんですよ。」

小島「ああ。」

華谷「つまり、あのー実際原則で何がややこしいかが、簡易課税ができたかって話になると、えーそのーえー、売り上げが、結局その売り上げが課税売り上げになるかということからまず始まって、仕入れがどの売り上げに対応するかとか、そういうことをひとつひとつの取り引きごとに判定することが面倒くさいってことで原則をできるだけ使わないで、あのー事務的負担を簡易化するために簡易課税ってのは出来てるはずなんですけど。」

小島「ああ、本来は。」

華谷「はい。でも簡易課税自体が、実は取り引きごとに判定していかなければダメなんですよ。また、その判定が実は原則の判定より難しかったりするんですよ。」

小島「そもそも、本来の目的から」

華谷「完全に逸脱してる。であのー始めに導入された、あのー平成元年に導入されたときは、あのー2つしか区分がなくて90パーとえー確か80パーだったんですよ。でその90ぱー、80パーの時の適用に関してはあのー企業があのーどれだけ、そのー、まあ、どっちの、えー卸売業を例えばえー主にやってる企業、確か75パーセント以上だったと思うんですけど、75パーセントを卸売業やってる企業であるならば、これはこの企業の売り上げ全部について90パーを適用しましょうと。」

小島「う〜ん。」

華谷「もし、75パー以下であるならば、あ未満であるならば、え、まあ80パーセント、その他を適用しようっていう話になったんですけど。」

小島「ああ。」

華谷「これが、本来の簡易っていう制度になるじゃないですか。」

小島「あるべき。」

華谷「そうなんですよ。あるべきではあるんですけど、これに益税問題っていう話がすごい出てきたみたいで。」

小島「ああ。」

華谷「今では、本当ややこしいですよ。もう、ひとつ例えば物売ったり、誰かになんか駐車場、例えばさっき言ったように卸売業している業者がまあ来客のために駐車場置いてるとするじゃないですか、その駐車場あのー止めたぶんで、タイム駐車場みたいの持ってって」

小島「はいはい。」

華谷「500円場所もらうとするじゃないですか。この500円に何が適用されるかというのも考えないとダメなんですよ。まあ、答えは、結局、その500円にはサービス業になるんですけど。」

小島「サービス業になる。ふ〜ん。」

華谷「はい。50パーセント適用ってかたちで。」

小島「それだったらね、例えば、いろんな業種が、」

華谷「はい。」

小島「いろんな業種をひとつの企業がやっているという事例で」

華谷「はい。」

小島「あのーヤフー、えーとソフトバンク、ヤフーのポータルサイトを運営していて、あのポータルサイトのなかで1種から5種全部、ちょっと農林とかないでしょうけど、ほとんど当てはまると思うんですよ。」

華谷「はい。」

小島「例えばそのーえー、なんだろそもそも金融、まずファイナンス部門、株の売買が出来るというのがそうだし、小売、なんだろえーなんだろ、いろんな本とかまあ食べ物とかを売るのもあるし、オークションで仲介をする仲介業っていうのもあるし、あのーいろいろなんかDVDとかのレンタルもあったと思うんでですけど、ほとんどの部門が入っていて、それをソフトバンク、なかにはだいぶ分社してるでしょうけど、ソフトバンクっていうひとつの会社のなかで運営しているってふうになった場合、それならどう、分かりますか?どれがサービスでとか。」

華谷「そうなんですよね。」

小島「その貸借対照表とか、その計算書見んと、売り上げとかまあいろんな収益項目とか資産とかから、でも現金は現金で数字としてひとつしか現れないし、収益は収益で売上率としか現れないとかあるじゃないですか。そういう時って見分けられますか?」
華谷「う〜ん。やっぱりそこで、まあ伝票やら領収書やらもの見るしかないですね。そのー日ごろ付けてる帳簿から取引事実ってやつを、もうひろってって、ひろってってっていう感じになるんですねえ。」

小島「ああ。例えば、この明細はファイナンス事業の株の売買の手数料だから、あのこれじゃあサービス部門だなあとか、これは青森のりんごを売った時の中抜いたお金だから、これは小売、あ売買だからサービスになるのか。」

華谷「そうですねえ。サービス。」

小島「仲介だから。そういうふうに分かれたりとかしていくっていう。」

華谷「そうですねえ。だからやはり、あのー現場の状況から見てみると、あれらしいんですね、あのー例えば同じもの売ってるとするじゃないですか。青森のりんご売ってるとしても、あのー例えば同じ帳簿には青森のりんご売りましたってことを、たぶん書いてると思うんですよ。そんで、どこどこの会社に売ったやら、どこに売ったやらっていうのはやっぱり書いてないと。領収書見なダメなんですけど。そのー、それを見てると、例えばヤフーで青森のりんご売ってたら、え〜もしヤフー自体が栽培してた、栽培してたというか、」

小島「はいはい。所有してる山林のところのりんごの木を、とかであれば変わってくる。」

華谷「それはもう製造業とかに入ってくるんですよ。つまり、農林水産とかそういう系の第三種に入ってきて」

小島「ああ。」

華谷「で、それでまあ木までは作ってなくて、ヤフーのブランドで、まあヤフーが直接仕入れてまあ売ってると、ネットで、こういう業態になってくると、それは小売なるんですよ。」
小島「ああ。」


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