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テープ起こしサンプル-バブル経済に関する座談会3

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損益計算書で見る真の利益


真島「そうですね。」

小島「なんか、それでいくと要は人材も地方から都心に流れるので、余計、形骸化していってていう状態ですもんね。」

華谷「そうですね。」

小島「なんか、結構そのー80年代のバブルの頃とかもそうなんですけど、それぞれの企業の損益計算書見たら分かると思うんですけど。」

華谷「はい。」

小島「果たして正規の売り上げで利益をバッと上げてるのかどうか。土地買って転売して、そうした売却益も結構大きかったんじゃないかってところがあって、たぶん純粋な消費、あー土地を売るのも純粋な消費活動ですけど、あの自社の財とかサービスを売るっていう消費、えー営業活動ですね、あのーで出た利益であるのか、それとも、土地の売却益で出た利益であるのかというところで、だいぶ変わってくると思うんですけど。土地の売却益で出たっていうのは、土地が上がってる時じゃないと得られない利益、利益というか収益であるので、それが、まあいまそれが出てきてるというのがあるのと、あとは、あのー今それぞれの会社で利益が出てると思うんですけど、たぶん前回の80年代のバブルと違うのは、前回は人材も設備投資も湯水のように使ったうえでも利益が出てたんですよね。」

小島「でも、今は人材、えー給与かな、給与とかそういう人材にかかる経費を抑えに抑えて、その他販管費とかも抑えるだけ抑えて、それでようやく利益が出たと。当然、そのー当然の話なんですけど、だからだいぶ様相が違うと。本当に景気が良いのかどうか。あのーよく銀行最近莫大な不良債権が終わったって言いますけど、不良債権が無くなったのでっていうのがあるんでしょうけど、やっぱり当時とは違う。金利をこれだけ抑えてれば出るんじゃないの?っていうのが一般の見方であって、あのー純粋なあー営業活動、企業活動した結果で出ている利益ではない。たぶん、全然あのーバブルなのかどうなのかっていうのが微妙なところ。」

真島「結局、銀行もあのーバブル前に担保として取った、あのー不動産に関しては、もうそのまま寝かしてると。で、バブル後に取得した分については、まあ、あのーえー安い時に取得した、そのー下がった後の価値の中で、それに関してはまあ時価評価して、要はあのーバブル前は取得価格で置いといて、寝かして、あのーバブル後に取ったのは、あのーもう時価で、そういった感じで、実際の利益とは言えない。」

小島「確かに。」

真島「含みを、あのー含み損に出てるもんに関しては、全く無視をしている現状なんで、あのーほんとの意味で、だから銀行の経営状態が良くなったのかというのは、全くそれはないですね。で、今実は問題なのは、やっぱり、あのーバブル期に取得した、まあ投資に当てた企業はそれに対するそのーまあ下落、含み損、これがやっぱりそのー解決しようと、まあ色々政策も打ってあるんですけども、なかなかそれが進んでいないのが現状なのかなあと。で、含みに関しては、も。」

小島「整理しないとね。」

真島「投資っていうんですか。えー保証金というか、そういうので割り当てられたりしてますけども、実際、そういう銀行は出したがらない。本当の意味での実態を出せないんですね、要は。だから、うん、今出てるそのーまあ、金利の問題とかもそうですけど、あのー実態ではないって考えたほうが、あのー正しいのかなあとは思うんですけど。」

小島「なんか、あのー局部的なバブル経済っていうのを見た時に、あのー全体としては当然、あのー良くはないことなんですけど、あのー企業側の面から見たら、これまだバブルでなくても少し前のあのー失われた10年、15年って言う時で、企業側は良い勉強になったのかなあと思ったのが、この資料の345ページの一番最後の行なんですけど。あのー要は前回のバブル期ってのは湯水のように設備投資などを使ってたというとこが、今はえー設備投資もキャッシュフロー、要は自社で出来る範囲内で設備投資をするんだっていう考え方に移ってると。実際はどうか知らないですけど、まあ、この資料では言っています。」

小島「346ページに続くと、あのー以前のように、えー担保でえー設備投資をしたりするのは時代遅れであるというのが言われてますけど、あのーおそらくこれが一番良い例なのが、あのー西部グループ、コクドですよね。コクドとかダイエーとかそうなんですけど、要は莫大な借り入れをして、どんどん、どんどん新しい施設とか、えーお店を建てていくわけですよね。で、それがどうして成り立ったかというと、地価が高くなっているからっていうのが前提で、地価が低くなると、そもそもそれで返済が出来ないっていうことになると。でえ、まあ、ダイエーもコクドも結果は、もう無くなっちゃいましたけど、元の経営陣も全部いなくなりましたけど、だから、そういうのが、このーマイナスの多くあるなかでも、企業側にはプラスだったと。経営していかないと、もう当然ながら収益から費用引いたのが利益であるので、収益最大化、費用最小化。もうたぶんこれしかないんですよね。」


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