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テープ起こしサンプル-バブル経済に関する座談会(整文テープ起こし)
バブル経済について(レジュメ)
1980年代のバブルと現在
・日本の金融の未成熟、経験の不足により引き起こされたのではないか?
⇒堀江のような人物は問題もあるが、金融に長けた人物の登場とも考えられ、
成長しているのかもしれない。
・バブル経済と資本主義経済
⇒市場主義経済の循環は当然。80年代のバブルは高度経済成長から上がり
下がったもの。現在、またいざなぎ景気越えと言われる程、上昇している。
・現在はバブルか?
過去と同じようなバブルはあり得ない。
⇒現在は、
1)一部のお金持ちの間での土地の高騰。
2)外国人投資家、個人投資家の登場。
という要素が含まれる。
⇒一部の商業地での金持ちの間でのバブルの可能性がある。
景気の状態
・株価の上昇=景気の回復ではない。
⇒何故なら、個人投資家や外国人投資家の動きは、企業や日本経済の内容の評価
と連動していないから。
・不動産業の好調ぶり
⇒売上高10位以内に、アセット、IDU、ダヴィンチという3つの不動産業が入ってきて
いる。土地や不動産といったものの好調の兆し。
⇒ただし、東京、大阪、名古屋などの都市部に限定したかたちで、不動産業は好調。
やはり、局地的なもの。
⇒地方との格差が非常に大きいまま。本当の意味での景気回復とは言えない。
・都市と地方の格差
⇒80年代のバブルが全体的に盛り上がったという印象とは異なり、局地的。
⇒東京を中心とした都市部に企業の本社やオフィスが移転。地方から人材も流失し、
地方の景気を都市部が吸収している構造。
売り上げ利益の内実
・正規の売り上げか否かという問題
⇒土地の売却益なのか、或いは自社の純粋な営業活動から出た利益であるのか
という違い。
銀行経営
・含み損に関しては等閑視されている。
⇒これでは、経営状態の改善とは言えない。
⇒実態については、銀行は出したがらない。
バブルの教訓
・企業側の教訓
⇒80年代のバブル期とは異なり、設備投資等をキャッシュフロー、自社で出来る範囲
内で行うという考え方に移行してきた。
例)コクドやダイエーは失敗例
莫大な借り入れによる設備投資→地価上昇なしには返済不可能。
⇒企業側は、収益最大化、費用最小化という基本を学んだ。
・企業は現在、投資期
⇒大手企業を中心に投資が盛ん。
リストラと利益の問題
・利益の上げ方
⇒「費用最小化」=リストラ断行という結果。
⇒リストラにより、失業者の増大→消費の冷え込み。
⇒しかし、企業の利益ベースでは景気回復となる=これは奇妙。
⇒結局、長期間純粋な売り上げを観察し比較するしか、景気の判断はできない。
・利益の見方
⇒粗利益の場合でさえ、リストラが関連してくる。
例)製造業の場合、製造原価には製造部門の人件費も含まれる。
⇒利益と景気指標とがリンクしない。
今後の日本経済
・日本の行き着く先=更なる格差社会
・資本主義の必然
⇒努力に見合った収入という利点を持つ反面、努力なきところに収入なし。
⇒問題は、努力したうえでの失敗。相対評価であれば、努力が必ずしも収入に反映
されない。
⇒競争の厳しい資本主義という側面。
・再チャレンジへの懸念
⇒リストラの結果、多くの人々は収入源。
⇒これらの人びとをサポートしようというのが、国家の政策=再チャレンジ。
⇒しかし、その見通しは厳しい。
⇒フリーター、ニートといった問題も、解決困難。
⇒ただし、これらの問題の解決は必要である。
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