カテゴリー: 翻訳のこと

  • アブストラクト翻訳の本丸

    以下、アップしました。

    アブストラクト翻訳は「内容理解」が大切。

     
    内容理解をするためには、アブストラクトを読み込んで理解することのできる力が必要になります。

    これは、翻訳者や大学院既卒者に備わっているかもしれないですが、いっぽうで、「翻訳者だから」とか「大学院既卒だから」とかの属性とは別ものとも言えます。

     
    文章を読み解く、理解するのってけっこう難しいんです。それがアブストラクトとなるとどうしても文章力が短くて、それは論文の超要約であるので、なおさらです。

    それができるできない、あるいはその度合いで、翻訳のレベルも変わってくるのかなと思います。そして、当社にはそれができます(キランッ)

    おそらく、内容が理解できれば翻訳自体はやりやすいので、その意味では翻訳そのものよりも内容理解のほうが難度が高く、為すべきことの本丸ではないかなと思うこともあります。

    もう一つ前の工程で言えば、論文をせいぜい500文字くらいの文章量で要約すること自体スーパー難しいので、そういったお客様(研究者の方)の一生懸命が詰まったアブストラクトを翻訳させていただく機会をいただけて、光栄に思います。