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  • インタビューの仕方ってものが

     

    看護研究に関する患者さんやその親御さんへのインタビューだったり、有名な企業の社長さんへのインタビューの場合、もちろん、事前にインタビューをするアポをとっていて、

     

    「さあお伺いしよう」

    「さあ答えよう」

     

    という気が、お互いマンマンだから、いろんなことを聞けば、いろんなことを答えてくれます(たまにそうでない場合もありますが 汗)。

     

    それがアカデミックな使用用途であればなおさらです。

     

     

     

    いっぽう、場面はガラッと変わって、プロ野球のヒーローインタビュー。

     

    そのインタビュアーの質問がちょっとヘン。

     

    その日のヒーローがなかなか答えてくれないからなのか、それとも単にインタビュアーも飽きているのか(そんなことないか)、

     

    アナウンサー「このヒットが、今後のきっかけになるんじゃないですか?」

    アナウンサー「今日、大勢のファンの皆さんも喜んでくれていますが、どうですか?」

     

    なんだか、インタビューをしているのではなくて、自分(インタビュアー)がほしいと思った答えを言ってもらいたいというような質問ばかり。

     

    それで次の日、新聞で、

     

    「○○選手は、ヒーローインタビューでこう答えました」

     

    なんて、書いていても、まあそりゃそうだよね、と思ってしまいます。

     

    そういえば、昔から「そうですね」がやたら多いなあと思っていましたが、よくよく考えてみれば、インタビュアーの質問が、ほぼ全部、答えを言っているようなものですから、「そうですね」って、どうしても口についてしまいますね。

     

    そんなことに気がついた、プロ野球交流戦、巨人対オリックスでした。