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  • 看護研究 インタビューの方法

    下記で、看護研究のインタビューの方法について、お伝えしています。

     
    質的研究 インタビュー コツ「座談会にしてはいけない」
    https://www.osaka-p.com/blog/314/

    複数人へのインタビューの場合、座談会にしてはいけない。
    インタビューにしなければならない。
    というお話です。

    「はいどうぞお話しください」と言ってフリートークを促すことと、統制をとってインタビューとして機能させるのとでは、得られる情報にかなりの差が出ます。

    インタビュー前の研究者の方、必見です!

  • 作成実績2016年8月 所感

     

    2016年8月の作成実績のうち、何個かをピックアップ。

     

    ○財務・人事に関する理事者会議

    出張録音の案件。たしか公認会計士さんなど、有識者の方多く。難しい内容ではあったが、組織運営をどのようにしていくか、人事の考え方は、など。

     

     

    ○言語研究のための会話素材

    かくいう私も言語学系が専門だった。だからこの分野は興味深い。いつか依頼者様に詳しく教わりたいものだ。

     

     

    ○上場企業の決算説明会

    ○寺社運営についての決算説明会

    決算説明会というのは、ある種機械的に無難になりがちになる。そりゃそうだ、滅多なことは言わないほうが得策。冷静沈着に、が大事。

     

     

    ○健康食品の利用者への電話インタビュー

    ○TVCM素材動画

    最近はホントいろんな健康食品が売られている。

    売り手側もかなりの広告費を使っているのではないだろうかと。

    そしてテープ起こしもその広告費の一部を担ってしまっているわけだが、自社内で原稿を作るより、よほど安価なので得策。

    Q&A形式のですます調が使い勝手が良い。

     

    インタビュー・対談テープ起こし

    https://www.tapeokoshi.net/interview.html

     

     

    ○映画史に関する役者へのインタビュー

    超大物の役者さんが取材対象。研究用。

     

    映画ではないが、どうやら初秋の一押しはこれらしい。いい内容過ぎて、覚悟しいや。

    映画『君の名は。』公式サイト

    http://www.kiminona.com/

     

     

     

    その他、空き家問題についての講演を作成しながら、私の空き地問題をさて、どのように片付けるか。楽しみすぎる。

     

     

  • ケバ取りのほうがいいですよ

    ケバ取りのほうがいいですよ

     

    まれにお客様の文章化のご要望と収録内容とがマッチしないケースがあります。

     

    とくに、

     

    「この収録内容だと、そのままよりもケバ取りのほうがいいのになあ」

     

    と思うことが多くあります。

     

    たとえば、
    インタビューは、インタビュー独特のケバや相づちなんかが多く出てきます。

    講演やシンポジウムは、1人の方が長い時間話すことが多いため(パネルディスカッションであっても、比較的、1人の方が話す時間が長い)、やはり独特の(あのー や そのーなどの)ケバが発話されます。

     

    これらのケバは、文章化しないほうが明らかに見やすくなり、のちに使いやすくなります。

     

    原稿の使用用途にもよりますので、一概には言えませんが、そのままテープ起こしを選択されるの収録内容は、結構、限られていると思います。

     

    きっと、お客様としては、

     

    「ケバ取りよりもそのままのほうが正確に文章化してくれそうかも」

     

    という気持ちが働くのかもしれませんね。

     

     

    お客様、ぜんぜんそんなことはございませんよ。

     

    そのままとケバ取りっていうのは、文章化の仕方が違うだけで、精度が変わるわけではありません。どうぞご安心ください。

     

    もし、文章化の仕方を迷われているようでしたら、ご依頼時にお声掛けください。

     

    収録内容を精査したうえで、もっとも適切な文章化の方法をお伝えいたします。

     

  • 人間ドラマに触れる

    人間ドラマに触れる

     

    依頼をいただくテープ起こしの内容はさまざまです。

    いろんな種類の音声を聞いているといろんな場面や話に出会います。

    人が生きるのって、ドラマだなあと感じます。

     

    さまざまなテープ起こしをしていると、いろんな人がいて、いろんな生き方をしているんだなと感じます。

    裁判の音声や、インタビューなどは、人間ドラマの最たるものでしょう。

    たまに生々しすぎると思うときもありますが……。

     

    一方、講演やインタビュー案件でも、その人の職務や物事に対する真摯な思いに触れて、人間ドラマの一端を垣間見たような気がします。

     

    人の生老病死、その場面ごとに、いろんな立場から、研究や取り組みをしている方々がいることを知りました。

    お医者様や看護師さんは、日夜、さまざまな病やけがと戦っていらっしゃいますし、治療・看護現場の向上改善を目指しておられます。

    東北地方太平洋沖地震が発生後は、災害について考える講演会や会議、あるいは冒頭に亡くなった方を悼む言葉が入っていた音声が多くありました。

     

    災害救助に携わった方の会議録をテープ起こししましたが、自分たちができたこと、あるいは不十分でこれからの課題となっていることを話されていました。

     

    こういったことを音声や文書にして残すことは、本当に大切だと感じます。

     

    アスリートやアーティストは、全身全霊をかけて取り組んでいて、そのお話から、こちらが感化されることがよくあります。

     

    テープ起こしをしていると、人って一生懸命なんだなあと思わされ、そして、励まされます。