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自分でやると難しい、カテゴリの抽象化の話

time 2026/01/01

以下、コード化・カテゴリ化に関するちょっと専門的なお話をアップしました。

抽象化の段階(逐語録→コード→サブカテゴリ→カテゴリ)

 

いわゆる「抽象度を上げる・下げる」という話です。

論文でインタビュー分析をやっていると、必ずぶつかるこの壁。指導教員から「もう少し抽象度を上げて」とか「これだと抽象化しすぎ」とか言われて、頭を抱えた経験がある方も多いのではないでしょうか。

ここではカテゴリに限って言いますと、抽象度って要はカテゴライズ(索引)の表現のこと。

例を挙げてみます。

  • 「今日、家族でおせちを食べました」→ これは逐語録
  • 「おせちを食べた」→ これがコード
  • 「正月の過ごし方」→ これがカテゴリ

ほら、なんとなく階層が上がっていってるでしょ?

…と、こうやって説明されると抽象度ってわかりやすいんです。「ああ、具体的な話を、より広い視点でまとめていくことね」と。

でも、じゃあ実際に自分でやろうとすると、これがなかなか難しい。

「おせちを食べた」を「正月の過ごし方」にまとめるのは簡単に見えますが、実際の逐語録はもっと複雑です。誰が、誰に対して、どんな文脈で言ったのか。そういう情報を残しながら抽象度を上げていく必要がある。上げすぎると「健康」「コミュニケーション」みたいな、何でも入る空疎なカテゴリになってしまう。

どう表現するかはテクニックもあるけど、文章作成のセンスというか、感覚的なところに頼る部分も大きいんですよね。

慣れの問題もあるんだけど、慣れる前に論文を完成させなきゃいけない。というか、抽象度の表現に慣れるって、思えば変な話だ。何本も論文を書く人なんてそういないわけで。

今回の記事では、逐語録→コード→サブカテゴリ→カテゴリの各段階で「何を残して、何を上げるのか」を、りんごの例を使って具体的に解説しています。迷っている方はぜひご覧ください。

この記事を書いた人

タイナーズ

タイナーズの代表者。2006年以来、議事録作成は元より、整文、要約、質的研究素材づくりなど、広く言語に関わる業務の陣頭指揮を執っている。言語学を応用した研究領域の大学院既卒者(修士)。表現のニュアンスを大切にしている。

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