2023/08/14
アンケートの自由記述は、大きく3つ~4つに分類されます。
1,回答内容
回答(自由記述回答)の内容である
2,小分類
回答内容にアフターコーディングを行ったコード
3,中分類
アフターコーディングを行ったコードをより俯瞰したコードである。カテゴリと言うと分かりやすい。
4,大分類
中分類(カテゴリ)をさらに俯瞰したコードである。大カテゴリと言うと分かりやすい。
定量データと言える(となり得る)のは、中分類(カテゴリ)と大分類(大カテゴリ)です。小分類(コード)は定量データにするのは俯瞰性が不十分です。
定性データである自由回答を定量データに変換するのがアフターコーディングであるので、これらの分類のうち、1~3は必須です。4については、必要の有無の判断が必要です。つまり、1の回答内容が大分類(大カテゴリ)までコーディングする必要性があれば必要であるし、中分類(カテゴリ)までで事足りる場合は、大分類(大カテゴリ)は不要になります。
中分類(カテゴリ)と大分類(大カテゴリ)が存在することで定量データへの変換が容易になります。もちろん、中分類(カテゴリ)をより俯瞰的に表現する(大分類(大カテゴリ)に近づける)ことで、大分類(大カテゴリ)は不要になりますが、そうすると、小分類(コード)と中分類(カテゴリ)との表現の差異が大きくなりすぎてしまうため、注意が必要です。
当社が平素アフターコーディング業務を行う中では、どちらにせよ大分類(大カテゴリ)まであったほうが、研究素材・マーケティング素材として使い勝手が良いのではないかと思っています。